塾長挨拶

 『自らの強みを生かす大人に育ってほしい』

私たちは、「苦手なものを頑張っても人並みのレベルにしかならない。しかし、得意なことをさらに頑張れば、誰にも負けない武器(強み)になる。大人になって、社会に出たときに1つでも武器(強み)を持っていれば、それだけで生きていける。それだけで活躍できる。だからこそ、大人になるまでに、自分の強みを見つけ、磨くことが君たちのやるべきことだ。」と子どもたちによく伝えています。

子どもたちの周りにいる大人たち(学校の先生や保護者、そして塾の講師など)は、子どもの弱点やダメなところを一生懸命に直そうとします。その典型として、学習においては「苦手な教科の克服」を最も重要視します。もちろん、そのこと自体は大切なことです。しかし、子どもは一人ひとり持つ能力が違います。例えば、「社会が苦手だけど数学は好き」という生徒が目の前にいたとしたら、私たちは「好きな数学で自分の過去最高点を目指そう!好きな科目を得意な科目にして、自分の強みをつくろう。数学だけは、誰にも負けないというだけの努力をしてみよう!」と伝えます。子どもたちには成功体験が必要です。1つでも、胸を張って「得意な教科は、これ!」と言えたとしたら、その子は勉強に対して大きな自信を持ち始めます。苦手科目の克服は、その後からやればいいのです。

「自分の強みはこれ!」と堂々と言える大人になってほしい。

そして、自信を持って社会へと羽ばたいてもらいたい。

この想いを、勉強を通して伝えることも私たちの仕事の1つだと考えています。

学習塾SMILE-S 塾長

塾長 原大輔